配信ライブ

最近バズってたブログで、バンドは配信ライブすべきってのがあった。
視聴者からの投げ銭でお金が稼げる専門のサイトまで構築されていると聞いてちょっと調べてみました。

結果・・・というか感想レベルだけど、少なくともヨルノアトにはそれほど向いてないなという印象でした。
爆音と熱量がヨルノアトの売り物だと思うけど、スタジオライブではなかなかそれが伝えにくい。
完璧な音響やそれこそ照明もがんばらないとなかなか魅力は伝わらないと思うし、それをこだわってやる予算はちょっとないぞというのが正直なところ。
しかも本気で配信するとしたらどっちかというとライブよりもトークが重要になる、というかトークだけで精度を高めていった方がいいメディアだ。
そうなってくるとヨルノアトの男三人組のトークなんて誰が聞きたいねんってなるし、配信を見てくれる人はすでに僕らのことを知ってくれている人だから、新たな出会いが生まれるってのはちょっと難しいと思いました。

まあ他の地方の人とつながりやすくなるし、音の迫力は落ちても、演奏している姿を定期的に見せられるというメリットは感じたので、そういった目的でいつかやるかもしれませんがとりあえず当面その予定はなさそうです。

とまあありきたりな感想はさておき、この「配信」っていうジャンルはこれからどんどん競争が激化していくだろうなあと思いました。
生配信を自分達で行うなんて一昔前では考えられなかったことだけど、技術が進化したことで誰でも挑戦できるようになりました。
ただ参入のハードルが下がったということはエントリーしてくる人間の数がぐっと増えるということで、その中で「観てもらえる」ために必要な努力はどんどんあがっていくと思います。
しかも現状どうしても音がライブハウスの音に比べるとしょぼくなるので、音楽を気に入ってもらいその輪を広げていくということが難しくて、結局キャラクター勝負やトークの面白さなど、Youtuberに寄っていってしまうのかなと思います。

あと、ケーブルテレビとかの音楽専門チャンネルあたりは生配信の脅威にさらされるでしょうね。
もちろんクオリティは抜群に違うわけだけど、配信するという行為の価値が下がっていくのでこれまでと同じ予算をかけてやっていけるかというとだいぶ厳しいような気がします。

新しいテクノロジーは今後もどんどんでてくるでしょう。
いい音楽を追求するという姿勢は崩さないつもりだけど、かといってすべてをシャットアウトしていては誰からも気づかれない存在になっていくと思います。
最新の事情には疎い方だけど、耳に入ってきたあたらしいことについてはできるだけ噛みくだいて理解しながらやっていこうと思います。
自分達の音楽を一人でも多くの人に知ってほしいし、ライブハウスで最高の夜を共有していきたいので。