モッシュにダイブ

モッシュダイブ論争がまた盛んになってますね。

怪我した人の長文がツイッターでまわってくるのはある種定期的な行事だったりもするのですが、今回はいつもより盛り上がってるのかなあと思ったり。

行為の是非うんぬんの前に個人的に思うこととしては、ことラウドロック系のモッシュやダイブはいよいよNGになる時が近いなということです。少なくともフェスではその寿命は短いと思ってます。

歌番組のラインナップはここ1~2年で大きく変わりました。
ケンさんの歌番組出演が一番大きなターニングポイントだったのかもしれないけど、いわゆる「激しいロック」はカウンターカルチャーからメインストリームへと立ち位置を変えつつあります。
それ自体は少なくとも僕にとってはうれしいことで、ずっと好きだったロックバンドがテレビに出てたりするとなんだか誇らしい気持ちにもなります。
ただ、メインストリームに行くということは、いわゆるメインストリームのお客さんも入ってくるということです。モッシュやダイブは誰がどう考えても危険です。さらにいうとそれをやる必然なんてどこにもなくて、なぜそれがあるのかちゃんと説明できる人も少ないでしょう。
それは単純にそれがカルチャーだから存在しているというだけです。

メインストリームに行くことは、そのカルチャーを知らない人が入ってきてメインストリームの判断基準でそれが常識的かどうか判断されるということです。そしてその判断はカウンターカルチャーよりメインストリームの常識の方がえてして強いです。なので、メインカルチャーの人の常識である「みんなで安全に楽しもう」はカウンターカルチャーの文化を駆逐すると思いますし、少なくとも入場者のトラブルに対して一定の責任を負うフェス関係は追随せざるをえなくなると思います。むしろこれからも予備知識のない人の参加者は増え続けるので、死人が出る前に今のうちにやめた方がいいと思います。

ちなみに僕はフェス系のモッシュは、そもそもこの仲良しおしくらまんじゅうのどのあたりがモッシュなのかと思ってしまう古い人間なのでイマイチ感情的に考えれません。ぶつかりあいたいのではなくてふれあいたい気分の方が大きいですよね?(どうなんだろ?)

なので「音楽はこれまでそれを守ってきた人のためのもの」なのか、「いつでも最も参加が新しい人のために門戸が開かれるべきである」かという論争の行方はこれからも一歩引いた位置から見守っていこうと思います。長文失礼しました。

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